2021/06/24 13:12



もうすぐプラスチック・フリー・ジュライ(Plastic Free July)がやってきます。

プラスチック・フリー・ジュライとは、世界177か国で毎年7月に行われる、ありとあらゆるプラスチック製品を絶ちプラスチックごみを出さないようにしようというエコ運動のこと。1.2億人もの人が参加するチャレンジです。

このブログを読んでくださっている方の中には、家庭や職場、学校、またはレストランやカフェなどにおいて、もうすでに使い捨てプラスチックの使用を控えていらっしゃる方もいるかと思います。

まだ始めてないという方ももちろんいらっしゃることと思いますが、そこは気になさらないでください!
なぜって、自分のためそして環境のために、このエコ運動をきっかけにでも始めてみる方が、始めないよりは断然明るい未来のために貢献できるからです!

私の家族は2018年の中ごろからプラスチックフリー生活を始めました。
そうとは言っても、まだ使っているプラスチック製品はあります。

そのことに対して、罪悪感を感じることもしばしばありますが、プラスチックの使用を減らすために何をどうすべきか常に意識しているので決して自分たちはダメなんだと卑下することはありません。
私たちができる範囲のことを無理せず、自分たちのペースで続けていくことが重要だと思っているからです。

プラスチックフリー生活を始めようと決めたとたんにプラスチックの使用を全て一気にやめる必要はないと思っています。
なぜなら、一気に始めてしまうと結局どこかでつまづいてしまい、どれも続けていくことができなくなったり、諦める羽目になり兼ねないからです。

使い捨てプラスチックを当たり前のように使用していた前の習慣に逆戻りしないためには、簡単にできることから始めるのが一番。
「これなら大丈夫!ずっと続けてやっていける!!」と自信を持って言える小さな変化からスタートして、それをしばらく実行継続し、その変化に慣れ習慣化したら、次に続けられそうな新たな変化を始めればいいのです。


では、実際にプラスチック・フリー生活を始めるにあたって、どういった小さな変化から取り掛かればいいのか、まだ具体的な案が思い当たらない方のために、以下に今すぐにでも始められる20の例を挙げてみました。
何から始めたらいいのか悩んでいる方は是非ともご参考になさってください!

1.買い物に行く際は、Myショッピングバッグだけでなく、バラ売りされた野菜や果物を入れるプロデュースバッグを持ち歩き、ビニール袋の使用を避ける。



2.ペットボトルに入った水やドリンクの購入を避け、Myボトルを持ち歩く。

3.お弁当はプラスチック容器に入れたりラップで包むのをやめ、丈夫で長持ちするゼロ・ウェイストのお弁当箱に入れるよう心掛ける。

4.お持ち帰り用コンテナーを持ち歩き、お店が提供しているプラスチック容器やビニール袋の使用を避ける。

5.プラスチック製食品ラップの使用をやめて、繰り返し使えるラップやフードカバーを使う。

6.使い捨てストローは使わない。

7.プラスチック製の使い捨てジップロックの使用をやめて、食品保存コンテナーやシリコンバッグを使う。

8.プラスチック製食器洗い用スポンジの使用をやめて、コンポスト可能な素材でできたエコたわしを使う。

9.浄水器を使用するなら、プラスチック製のフィルターから備長炭に変える。

10.お持ち帰り用のコーヒーカップやドリンクカップを持ち歩く。

11.地元産の野菜や果物を購入したり、地元のお店やビジネスを支援する。

12.パンはビニール袋に包装されたものを購入せず、裸売りされたパンを選び、紙袋に入れるかMyバッグに入れる。


14.自家製ハンドソープを使用する。

15.フェイスマスクも自家製に。
※こちらもブログでご紹介します!

16.シャンプーやコンディショナーはプラスチック容器に入ったものでなく、固形状のものを使用。もしくはそういったものの使用は一切やめてお湯のみで洗髪する湯シャンに変える。

17.歯ブラシはコンポスト可能なバンブー製のものにする。

18.お酢や重曹を使って掃除する。

19.生ごみや残飯は庭に撒いたりコンポストビンに入れて堆肥にし、ゴミ袋の使用を避ける。

20.庭やバルコニーに家庭菜園を作り、野菜や果物を自分で育ててみる。




プラスチックフリー生活を実現することは、正直言って決して容易ではありません。
しかし自分が無理なく実践できること、実践しやすいものから目標を設定し、それを確実に達成できるよう常に意識していればゆっくりでも可能になって行きます。
そしてその過程を楽しむことで、より多くの喜びと満足感、そしてやりがいを感じさせてくれるのです。

ですので、みなさんが例えつまづいてしまったとしても決して諦めないでください!
自分を信じてゆっくりでもいいので前進していってくださいね。

みなさんの小さな変化が積み重なれば、大きな変化を生み出すことができます。
これからの未来のために、No More プラスチック、一緒に頑張りましょう!